「自分の中に毒を持て」を読んで

皆さん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。AZ Flavorドラムのしゅんすけと申します。

今日はですね、私の人生にかなりの影響を与えてくれた本の紹介をしたいと思います。

夏休みの読書感想文、あんなに嫌いだったのにこの歳でこんなことやってるなんて。

人生わからんもんですね。

さあ早速なんですがその本のタイトルが、

「自分の中に毒を持て:あなたは”常識人間”を捨てられるか」

はい、言わずと知れた岡本太郎先生の大名作。

タイトル聞いたことない、岡本太郎も知らない人からすると、かなり怪しいタイトルに聞こえるのではないだろうか？

ちなみに岡本太郎は太陽の塔や、明日の神話などといっただれもが一度は見たことあるような作品を作った方。

この方戦争も経験してますからね。

主張もとっても激しくとにかく自分にはグサっと刺さる内容ばかり。

では早速内容を。

自信についての岡本太郎氏の見解

岡本太郎の語る「自信」について考えてみたいと思う。

SNSを見ていると、自分と他人を比べて自信を失ってしまうこと皆さんもありませんか？

他人の輝かしい生活や成功、それに対する自分の現状、私もよくあります。

同世代でバカ売れしているバンドマン、アホみたいにドラム上手い小学生、おまけにチャンネル登録者、フォロワーめっちゃ多い。こいつら越えるためにプライベート全部投げ捨てて仕事や練習、作業に励んでいるところに飛び込んでくる連休を謳歌する友達の旅行の様子。

そんなん見たら心折れちゃうよ、今の自分には何もないんだって。

岡本太郎は、そんな私たちに一つの問いかけている。

「自信なんてものは、どうでもいいじゃないか」むしろ、「ありのままの自分を貫くしかない」と覚悟を決め、己自身と戦い続けることが大切だと岡本太郎氏は説いている。

岡本太郎は、自信という概念自体が他人と自分を比べることから生まれるものだと指摘している。

だからこそ、自分と他人を比べるのではなく、自分が信じること、正しいと思うことに集中し、それに向かって突き進むべきだと言う。

「自信に満ちているように見える」と言われることがある岡本太郎ですが、実際は「自信なんて持ちたいと思わないように、自分を突き放しているだけなんだ」と語っている。

やばいストイック。

でも今の自分はこの考え方をできるようになってから、他者と比べることによる劣等感に苛まれることもなくなり気持ちも楽になった。

行動も早くなったね。

最大の敵は、自分自身。

「絶対感」で生きることこそが、人生の極意であると私は思う。

次は岡本太郎の言葉から「意志と行動」について深く考えてみたいと思う。

さっき話した自信いついて多くの人は、「そんな強い意志やエネルギーは湧いてこない」と感じるかもしれません。そんな時に岡本太郎は、こういうのです。

決意が意志と行動を生む

「才能があるから絵を描くんじゃない。情熱があるから行動できるんじゃない。逆だ！」

決して初めから強い意志やエネルギーがあったわけではない、「何かをやろうと決意すること」が先だということ。

その決意こそが、意志やエネルギーを引き出す源になると断言している。

何も行動しないで、「意志を強くしよう」と考えても、それは無意味であり、岡本太郎は、「とにかくやってみる」という一瞬の決断にすべてを賭けろと言う。

その一歩を踏み出す瞬間こそが大切であり、それこそが唯一の方法だと言っている。

シンプルに行動に移す大切さ

ここで重要なのは、「上手くいくかどうか」は全く関係ないということ。結果に囚われるのではなく、「自分の運命を懸ける」ことこそが、意志を強くする鍵だと岡本太郎は語る。

彼が伝えたいのは、「シンプルに、やりたいことに集中しろ」ということです。

あれこれと自己分析や葛藤に時間を費やすよりも、ただシンプルに行動に移せというメッセージ。この岡本太郎のメッセージを私も実践してみた。

YouTube顔出し演奏動画、ドラム講師、サポート活動などなど。

今までだったら編集について勉強したらYouTube始めよう、もっとドラム上手くなってから、譜面読めるようになってから講師やサポート活動始めようとかなんだかんだ自分に条件をつけて、先延ばしにしていただけだった。

皆さんも心当たりはありませんか？

無条件に生きろ

岡本太郎さんは「無条件に生きろ」という言葉を残しているんですね。

自分もいちいち行動に条件をつけず、やってみようと思って躊躇っていたこと全部やってみた。

サポートの現場は曲簡むずいし、曲数多いし、YouTube動画だって編集大変だし。

でもやり続けた自分がどうなったかって？

覚える曲が多いから譜面も描けるようになったし、読めるようになった。

曲が難しすぎるから今までよりも効率的な練習ができるようになって上達できた。

動画を毎日編集することによって編集スキルも身についた。

このブログだって「とにかくやってみよう！」みたいなマインドでやってるんですね。

まだまだ稚拙なブログだけど楽しいよ。自分の学びのアウトプットもできてますし。

最後に

もしかしたら、この記事を読んでいるうちに、「自分も何か始めてみようかな」と感じた方がいるかもしれませんね。

どんな一歩であれ、その決意があなたを次のステージへと導いてくれるはずです。

無条件に生きろ！

ではまた